こんにちは。サンハウジング設計部、瀬川です。
先日、敷地調査に工務の山中さんと一緒に行ってきました。私も、麦わら帽子と空調服を着て一緒に敷地寸法を計測。途中、バッテリーの線が外れしまい、途中から空調服がただのベストになってしまい、暑くて苦しかったです。空調服は、素晴らしいですね!!
暑さが厳しくなってきましたが、夏バテには気をつけて、暑い夏を乗り切りましょう。
それでは、本題へ。
Table of Contents
Sun Housingの家づくり〈外壁材編〉
外壁材は、建物の印象を大きく左右する大切な要素のひとつ。
外壁材にはいくつか種類がありますが、選ぶ外壁材によって印象も大きく変わります。
理想の住まいにあった外壁材を選ぶことも大切。
今回は、外壁材メーカーのケイミューの新作発表会に行って来たので、そのご報告と、外壁材について少しお話したいと思います。
ケイミューの新作発表会に行って来ました!
ケイミューで人気の『フィエルテ』から新柄がでたようです。
ケイミューの『フィエルテ』は、今、窯業系サイディングの中で人気が高い商品のようです。新作の柄には、大谷石やコールテン鋼、チタンなどの金属を模したものや大理石調のマーブル柄、木調柄などがあり、今までになかったようなデザインです。メイン使いから張り分けやアクセントにも使用できそうです。幅広く、さまざまなテイストにも対応できそうなので、今後機会があれば使ってみたいな、と思いました。
フィエルテのコンクリート調柄も大きめのサイズで見ることができました。
ライトグレー系のすっきりとしたデザイン。フィエルテに“雨とい”KAKUを合わせてご紹介されていました。雨水を受ける“雨とい”もいろいろな種類がありますが、KAKUはスマートでシンプルなデザインでした。かっこいい外壁材、こだわり抜いて選んだからには、外壁周辺に使用する雨といなどの細かい部材まで、こだわりたいですね。
商品のご説明を聞くことに集中していてうっかり写真をあまり撮っていなかったです。
今回は、こんな素敵なバックを頂きました!!
ケイミューの人気商品は?
ケイミューで人気の窯業系サイディングをご紹介します。
・シュトラール
・フィエルテ
●シュトラール
窯業系サイディングの中では、細身の横ストライプで、塗り調にも見える落ち着いた雰囲気が特徴的。特に、ホワイト系の外壁材は、植栽やウッドフェンスと相性がよく、緑が映えます。
シュトラール(シルクチタンホワイト)by Sun Housing
- フィエルテ
今、建築中のお家で使用しているフィエルテ。窯業系サイディングのフラットな表面のパネルタイプは、これまで単色のカラー展開が中心でしたが、金属をモチーフにしたチタンアイロン柄は、今までになかったクールな印象で、人目を引くデザインです。
近くで見てもムラのある表情で、格好いい雰囲気でした。
足場が外れて、早速楽しみに見に行って来ました。
フィエルテ(チタンアイロン)by Sun Housing
チタンアイロン柄は、ブラック枠と相性がよく、モダンで格好いい印象ですね。
もう少しで竣工予定。9月に完成見学会を行いますので、気になる方はぜひ、見に来てください。→OPEN HOUSE0913
外壁材について
外壁材には、サイディングや塗り壁、ALC、タイルなど、さまざまな種類があります。
その中でもサイディングは、国内の新築戸建ての約7割〜8割に使用されています。お家づくりの中で、よく耳にする、サイディング。
「サイディングって何?」
と思われた方も多いのではないでしょうか?お家づくりの前に知っておきたいサイディングの種類や特徴を簡単にご紹介したいと思います。
サイディングは、外壁を仕上げる工場生産の板材です。多くのタイルのように1枚1枚張り合わせることもなく、塗り壁のように広い面積を塗り上げる必要もないため、工事価格が安く済みます。
また、耐水性や耐候性にも優れ、経年劣化がしにくいです。
工事価格が安く、経年劣化もしにくいため、採用されるケースが多いです。
サイディングの種類は、大きくわけて4種類あります。
・窯業系サイディング
・金属系サイディング
・木質系サイディング
・樹脂系サイディング
窯業系サイディング
窯業=ようぎょうと読みます。
セメントをベースに繊維を配合して窯(かま)で仕上げたサイディング。先程、ご紹介しましたシュトラールやフィエルテもこの窯業系サイディングです。国内の新築戸建の使用率は、約7割を超えています!!
最近の住宅で使用さている外壁材のほとんどがこの窯業系サイディングです。
1.デザインが豊富
石柄やタイル調、木調、コンクリート調など、デザインが豊富で組み合わせ方によって、さまざまな外観スタイルに対応可能
2.耐久性、防火性にも優れた安心性能
セメントベースの硬い素材なので衝撃や地震などの揺れに強く、耐火性能にも優れているのが特徴
3.汚れに強い機能を持った商品も豊富
紫外線などによる色あせ、変色を抑える塗料や汚れを落としやすくする防汚機能など、美しさを長期にキープできるシリーズが人気。年を追うごとに色あせや変色に対する機能が向上しています。
玄関のアクセントとして張り分けもおすすめです。
コンクリート調アクセント
木目調アクセント
和風スタイルの外観、張りわけ。
金属系サイディング
1.寒さに強い
寒暖の気温差で劣化が起こる「凍害」に強い。
2.軽量素材
窯業系のサイディングの約1/4の軽さで、躯体への負担が少ない軽量素材。
3.金属ならではの高いデザイン性
モダンな外観によく似合う、スタイリッシュなデザイン
アクセントに木目調の窯業系サイディング
アクセントに塗り壁
アクセントに木目調の窯業系サイディング
アクセントに大判のタイル
金属系サイディングをメイン1種類のみで使用することも多かったですが、最近では、アクセントに窯業系サイディングやタイル、塗り壁といった別素材の外壁材を取り入れた提案もしています。シンプルでモダンな印象の中にも個性のある外観となりますね。
木質系サイディング
天然の木に塗装を施したサイディング。自然そのものの質感や温もりある仕上がりで、こだわりを感じさせる外観に仕上がります。
1.天然木
1枚1枚違う表情が異なり、味わい深い壁面に仕上がります。
2.こまめな再塗装などメンテナンスが必要
窯業系サイディングと比較すると初期投資、維持などのコストもかかります。
外観もお洒落に、木の温かみのあるデザインにこだわりたい、という方におすすめです。
樹脂系サイディング
薄くて、軽く、塩害や凍害に強い素材。アメリカでは、50%のシェアを誇る外装材ですが、国内では、窯業系サイディングがメジャーなので、目にすることが少ないです。
まとめ
このようにサイディングには、大まかに4種類あり、価格やデザイン性など優れた素材です。今回は、サイディングを中心にご紹介してきましたが、外壁材にはその他、塗り壁やALC、タイルなど、さまざまな種類があります。
メンテナンス性やコストなど一長一短がありますので、デザイン性やメンテナンス性なども考慮し、外観にもこだわって家づくりをしていきたいですね。
次回更新は8月16日頃広報部から竹内の更新です。