こんにちは！広報の竹内です。
最近現場に行く事が増え、お勉強させてもらったり、職人さんから教えてもらったり
とても充実している日々を送っています！
今回は、住宅の基礎を支えるコンクリートの中に補強として入れられている
配筋についてお勉強した内容を書いていこうと思います。
配筋という存在は知っていたものの
どういう目的で、どんなことに気をつけながらしているのか、
全く知らなかったので、教えてもらった内容を書いていきます！
知ってるよ！という方も、良ければお付き合いください！
Table of Contents
配筋とは
お家の基礎となる部分。いわゆる【基礎工事】の中の一つの工事のことです。
まず、前回地鎮祭の記事を書かせていただきました
地鎮祭が終わると、【地盤調査】が始まります。
そこで、改良が必要となると【地盤改良工事】へと進み、【地盤改良工事】が終了したら
【掘削工事】が始まります。
前回の記事
地鎮祭について詳しく解説>>>
【掘削工事】とは
基礎の鉄筋＆コークリートを入れるために、重機や手作業で基礎の底辺まで土を掘る工事
そして、掘削した部分に砕石を敷き詰めて地面を固めて防湿シートを敷き、建物を建築する位置が
正確にわかるようにコンクリート（捨てコンクリート）を流し、
乾いたらそこに印（墨入れ）を入れ、【配筋工事】へと進みます。
そして、配筋が組まれた後に配筋検査へと進んでいきます。
では、配筋検査とはどんなことをするのか、どこを見ていくのかを説明していきたいと思います！
配筋検査とは
・図面通りに鉄筋が配置されているか？
・コンクリートから鉄筋までの間隔(かぶり厚)は適切か？
・開口部の補強はきちんとされているか？
・鉄筋どうしの結束は適切か？
・かぶり厚さが足りているか
などなど…たくさんの事を図面と現場を照らし合わせて
細部まで確認し記録と写真に残していきます。
かぶり厚さとは
鉄筋表面からコンクリート表面までの最短距離のことで
耐久性、耐火性、構造耐力が得られるよう「最小かぶり厚さ」が定められています。
この検査が終わって初めてコンクリートを打つことが出来ます。
そして家の外周部に型枠をはめていき、ベースとなるコンクリートを打設します。
そこから、皆様も目にしたことがあるような基礎の完成形へ進んでいきます。
これが、家づくりの基礎の基礎、配筋までの流れになります。
天気で左右しますが、期間は２週間前後の期間で行います。
これから、ベースのコンクリートの打設、基礎の内部の枠設置と立ち上がりの打設、型枠を外し
コンクリートの強度を持たすための“養生期間”と言われる期間を置き
玄関土間などのコンクリートを打設し、型枠を外し、仕上げ作業へと進んでいきます。
そうして、やっと基礎が完成になります。一般的には基礎工事は、地鎮祭後から工事を始め
約１ヶ月半程の期間を要します。家が出来上がるまでの約４ヶ月半の期間のうち
【基礎工事】は、とても大切な工事で色々な段階を踏み、色々な人が関わり
みんなで家づくりを進めていくということが伝わったかなと思います。
いい家づくりをする為に、サンハウジングでは自社でも配筋検査を行うだけでなく、
第三者機関でも検査をするなど、オーナー様が長く安心に住めるよう努めています。
ぜひ、今後家づくりをはじめられる方のご参考になればと思います。
最後に
私自身、家づくりのことでまだまだ知らないことも多く、
現場でしかわからないことをこれからもこのコラムでお伝えできればと思います。
次は基礎工事の続きをお勉強しながらお伝えしていきますね。
長くなりましたが、今後も竹内のお勉強ブログ、続きますので
もし良ければ、一緒に家づくりについて学んでいきましょう！
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では、本日もご覧いただきありがとうございました。
次回更新は、5月31日前後の「間取りの考え方〜 vol.3」設計部から瀬川の更新です！