こんにちは、Sun Housingの広報竹内です。
せっかくのお盆なのに雨ばかり、最近天気は読めないので洗濯物は常に部屋干し・・・乾燥機が欲しいです。
そしてサンハウジングは13日〜16日までお盆休みをいただいております!
ご迷惑おかけいたしますが、ちなみに17日より通常業務になります!
このコラムを読んでくださっている方はもうお盆休みに入られた方もいらっしゃるかと思いますが、皆さんお元気ですか?そんな竹内もお盆休みに入っています。
こんな時に家で何か楽しいことが出来たらな・・・と思うのですが、なにぶん賃貸なので我が家の猫ちゃんと家でおとなしく過ごすことにします。
さて、この前の竹内のお勉強ブログは「家づくりの流れシリーズ」をお届けいたしましたがいかがでしたでしょうか?中々見られない作業風景などご紹介できたのではないかなと思います。
そんな今週は家づくりの流れはお休みして、将来間仕切りについて書いていきたいと思います。
Table of Contents
将来間仕切りってなに?
将来間仕切りってよく耳にするけど、なんのこと?という方もいらっしゃるはず。
そんな将来間仕切りについて、そしてメリット、デメリット、どういう風に間仕切りをするのか種類についてお話していければと思います。
将来間仕切りとは
将来、お子様が大きくなるにつれて個室を設けたいという時に、壁や天井に下地を入れることにより間仕切りが可能になり、1部屋が2部屋に部屋数を増やすことができることを指します。
私たちもお子様が小さい場合は、1部屋を広く使いたいとのご要望で、 “将来、間仕切りが可能”なお部屋を施工事例としてInstagramの方で何度かご紹介して来ました。
今回は、より詳しく解説していきます。
将来間仕切りのメリット・デメリットについて解説
将来間仕切り可能なお部屋にもメリットデメリットが存在しますので解説していきます。
将来間仕切りのメリット
・部屋を増やす工事費用が壁をつくる費用だけで済む
もし、将来的に間仕切り壁をつくることを想定していない部屋をつくった場合、間仕切り壁をつくろうとすると大変な作業になってしまい、その分工事費も上がってしまいます。
ですが、あらかじめ部屋を増やす想定をしていることで、部屋が足りないから増やすという大掛かりな工事を避けることができます。
・一つの大きな広い部屋としても使うことができる
将来間仕切り壁のいい所は、子供が小さい時は1つの部屋として広々と使うことができ、必要があれば2つの部屋へ変更できるといった2つのパターンに対応できます。
お子様部屋だけに限定することなく、趣味室や親と一緒に住むことになった場合や
客間が欲しくなった場合などにも当てはまり、部屋をつくることができます。
・工事をしなくても部屋を仕切れるようにもなる
将来間仕切りは、何も壁をつくって部屋を分ける方法だけではなく、様々なものを利用して部屋を間仕切ることができます。
例えば、カーテンを吊るすレールを設置するだけでカーテン間仕切りをつくることもできれば、収納棚や可動式の棚を設置して家具で間仕切ることも可能です。
費用を抑えて部屋を増やす、そういった選択肢を持つことができるのも将来間仕切りの良さです。
将来間仕切りのメリットは主にこの3点になります。
好きなタイミングで部屋を間仕切ることができる自由さが将来間仕切りのメリットです。
次に、将来間仕切りのデメリット部分について解説していきたいと思います。
将来間仕切りのデメリット
・壁をつくる工事費用がかかる
まず、将来間仕切りといえど将来的に間仕切り壁をつくるには、少なからず工事費用がかかってしまうことです。(部屋を増やすことよりも安価では済みます)
・将来壁を作らない場合ドアが2つある(イニシャルコストがかかる)
将来間仕切りを考えて部屋をつくったものの、ずっと間仕切り壁をつくらず1つの部屋として使う場合、建具(出入り口)が2つあることになってしまい、少し違和感を感じる方もいるかもしれません。
・部屋が余ってしまうことがある
間仕切り壁を作って2つの子供部屋を作ったのは良いが、お子様が大きくなり自立された時は、部屋が余ってしまう可能性もあります。こちらは帰省された時のお部屋や、物置、趣味室、客間など利用も可能かと思いますのであまり心配はいらないデメリットかと思います。
間仕切るタイミングは
間仕切るタイミングとしてはご家庭により様々だと思いますが、お子様の性別や年齢によって判断をしなければなりません。例えば、男の子同士の場合や女の子同士の場合は間仕切りをつくらなくても仲良く過ごしてくれるかもしれませんが、男の子と女の子の場合、やはり思春期に入ると個室が欲しくなるもの。
ちなみに私には兄がいるのですが、兄妹間はとてもよかったので個室は必要なく一緒の部屋で生活をしていました。一緒に過ごすものだという認識があり、ずっと一部屋でした。というように必要のない場合もありますが、一般的には個室が欲しくなる中学生や高校生までには間仕切ることが調べていて多いと感じました。
間仕切りの費用は?
また気になるのが、間仕切りをつくる際の費用です。
例えば、最初から部屋を2部屋設けている場合は、住宅ローンへ組み込むことが可能ですが、後々間仕切るとなると現金で用意をしなければなりません。そして間仕切り壁を作るのに方法は色々ありますが、約10万円〜15万円と言われています。
また間仕切るだけの費用ではなく、例えばエアコンの追加費用なども考えていかなければなりません。
元々間仕切る予定だった場合は窓の数やクロスなど工務店さんやハウスメーカーさんと事前に打ち合わせをすることをオススメします。
壁だけじゃない、色々な方法で間仕切りは可能!
では間仕切り壁は“壁”を作ることでしか方法はないのか。
いえ、間仕切りにも色々な方法があるんです!ということで間仕切りの方法をご紹介していきます。
①クロス仕上げの壁で間仕切る
こちらはオーソドックスな方法です。仕切る予定の箇所へ下地を入れておき、壁をつくりクロスを貼って仕上げるというもの。間仕切りを行う際に断熱材や遮音シートを壁の中に入れることにより音漏れがなく快適に過ごせるというもの。よく聞く間仕切り工事はこの方法となります。
工事期間:約1日〜3日
②アコーディオンカーテンなどのカーテン類で間仕切る
天井にレールを取り付けるだけの工事になり、DIYも可能な間仕切り方法で簡易的な工事になります。こちらの方法だと、エアコンを追加することなく済むので金額や手間を考えると、とてもお手軽な方法です。ただ、遮音性やプライバシー空間としてはあまり機能を果たさない可能性もありますので注意が必要です。
工事期間:約1日
③建具で間仕切る
扉をつけて間仕切る方法。こちらの建具で仕切る場合、最初の初期工事の際に建具枠を設けておいて、必要であれば建具を入れる、もしくは建具で部屋を仕切っておいて1部屋で使いたい時は開けておく、というのも1つの方法かなと思います。
工事期間:約1日
④家具で間仕切る
可動間仕切り収納という移動式の家具を使って間仕切りを行う事も可能です。
収納が増える・間仕切りも出来るといった2つ同時に出来る点が大きなメリットです。
また、移動出来るので部屋のレイアウトも簡単に可能です。例えば、子供2人のうち1人が成人して出ていった場合でも、壁を壊すことなく広い部屋に戻すことが出来ます。そして大掛かりな工事が必要ではなくなることが最大のメリットです。
ただこちらも遮音性やプライバシー性が物足りないという方もいらっしゃると思いますので注意が必要です。
工事期間:約1日
まとめ
今回は“将来間仕切り”について書いて来ましたが皆さんいかがでしたでしょうか?
将来間仕切りは、最初から計画が必要となってきます。
お子様が巣立たれた時の間取りの工夫や利便性を考えて将来も今と変わらず住みやすいお家づくりをしていってくださいね。
ちなみに家づくりで後悔することの項目にも間取りは入っています。
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