こんにちは!広報部の竹内です。
今回は家づくりの流れの続きを書こうと思います。
前回の更新から期間が開いてしまいましたが、久々に竹内の現場お勉強ブログ再開です!
前回の記事はこちら→家づくりの流れ〈上棟編〉
前回上棟編では、棟上げ・屋根の防水シート貼り・外部ボード貼りの工程をご紹介し、今日からは次回の工程に進みます!
上棟は、いわば家の骨組みを作り上げる工事です。そしてこれからは家の外側、中側を少しずつ色々な業者さんの工事が並行的に進み、家が段々とカタチになっていく工事になります。
まずは・・・
Table of Contents
屋根工事
上棟時に屋根の下地に合板を貼り、防水シートを施していき、屋根材の施工に入ります。
ちなみに屋根材にも種類がいくつかあります。今回の現場で使った屋根材は“ガルバリウム鋼板”です。
ガルバリウム鋼板とは“ガルバリウム”という合金でメッキされた鉄のこと。
ガルバリウム鋼板のメリットは“錆びにくい” “軽い” “メンテナンス費用が安い” といった点です。
耐久年数も20年~30年と長く、メンテナンス費用が安く済む為、人気の屋根材の一つです。
近年では、そのかっこいい雰囲気を演出できるデザイン性が買われ、外壁材として使うことも増えています。
Sun Housingの家にもガルバリウム鋼板を外壁に使用した施工事例などをご紹介していますのでよかったらチェックしてみてください!
外壁にガルバリウムを使った施工事例はこちら
他にもスレート屋根と呼ばれる屋根材も一般的な素材となっています。
そんなスレート屋根の素材を壁に貼る事も可能です。
屋根材を壁面に貼ると聞くと、びっくりされる方もいますが、耐候性や耐久性にも優れていて見た目も他のお家とは異なる雰囲気に仕上がります。
他のお家との差を出したい時などにオススメです。
金属防水
屋根の次にご紹介するのは大切な防水について。まずはバルコニー・ベランダ等の外に面する部分に防水加工をしていく工事になります。
一枚の金属板で施工していくので継ぎ目がなく綺麗に施工してくださいます。
写真は施工途中のものです。
構造用面材防水シート貼り作業
少し順番は前後しますが、上棟日では外部の壁となる構造用面材と言われるボード状の耐震性に優れた面材を貼っていきます。
その構造用面材の上から透湿防水シートを貼っていきます。この作業は注意点が多く、自社の施工基準を持っている会社とそうでない会社とでは防水の精度が異なります。大切な構造を守ることになる防水シートなので、丁寧に施工する×漏水しやすい箇所を綿密に施工することが大切です。
中間検査
そして屋根や構造面材などが貼られて工事が一定期間進むと、民間機関(指定確認検査機関)の検査員さんが現場に来て中間検査という検査が行われます。
そもそも中間検査を受けないといけないことは知っていましたが、なぜ検査を受けるのか、どこを見るのかをわからなかったので、工務の山中さんに聞いてみました!
中間検査とは
中間検査は主に配置や構造、金物のチェックをするそうです。
そもそも建物を建てるには“建築確認申請”が必要です。いわば、こういう建物を建てますよ!という申請です。
もちろん構造計算などをして安全性のある建物を建てるため、建築確認申請時には様々な図面を提出するのですが
その中には構造図や金物図という図面も含まれていて中間検査はその図面を元に建物が“申請通りに建てられているか”という事をチェックするのだそうです。
例えば、お家が出来上がってしまうと見えなくなってしまう、柱や筋交がきちんと入っているのか、という構造の部分。
図面通りに配置をされているのかという配置の部分。金具は図面通りに取り付けられているのか、という金物をチェックし安全性をチェックします。
またSun Housingでは民間機関の方とは別の第三者機関の会社の方に依頼し、より安全な家づくりが出来るよう、社内検査・民間機関の検査・第三者機関の検査のトリプルチェックを行っています。
中間検査は工事の一つの区切りとして、工事途中の段階で、建物の構造の安全性をチェックするものという物です。
そして問題がない場合、次は電気配線工事へと進んでいきます。
まとめ
今回の家づくりの流れはここまでとなります。
これまでもこれからも職人さんが毎日少しずつ頑張ってお家を完成させています。
ほぼ毎日現場に見学に行かせてもらっていましたが、行く度にどんどん家が出来上がっていく様子を見るのはとても楽しかったです。
これからの家づくりはとてもハイスピードになり、どんどん形が出来上がっていきます。
次回からは電気屋さん・設備屋さんが登場し、電気配線・配管工事が行われます。
工程も半分のところまで来ました。
このコラムを見てくださる方にも、楽しく家づくりがわかるブログになれば良いなと思っていますので、建物が完成するまでよかったらお勉強ブログにお付き合いください!
次回更新は11月8日 設計部から瀬川の更新になります。お楽しみに!