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2021年8月5日

家づくりの流れ〈上棟編〉

皆様、こんにちは!広報の竹内です。

もう8月、すっかり夏になりましたね。この前まで肌寒かったような記憶がありますが

その位最近では、時の流れを早く感じます。そして色々な期日が・・・!と慌てている日々です。頑張ります。

写真は先日設計の瀬川とグリーンの設置&看板の色、サイズを決めにいきました。

室内にも関わらず汗だくになり、現場の方は大変だなと。そして髪の毛も結べるほどに伸びてきました。

 

さて今週は久しぶりに「竹内のお勉強ブログ」【家づくりの流れ〈上棟編〉】です。

ついに上棟まで来ました!(実際の現場はスムーズに進んでいます。笑)

 

ついに上棟、といってもこれからもまた色々な工事があり【上棟】は家づくりの第一段階の締めくくり

そして第二段階へと入っていく、その節目が【上棟】になります。

 

ではここで一度今までのお勉強ブログの内容を振り返り、まとめていきたいと思います。

前回の家づくりの流れ振り返り

まず「家づくりの流れ〈基礎・配筋編〉」

地盤調査があり、必要と診断された場合は地盤改良を行い、次に【配筋工事】と進みました。

そしてよく見る基礎のカタチが出来上がるまでの過程のお話でした。

以前のコラムでお話できませんでしたが、基礎ができた後、

Sun Housingでは、第三者機関の検査員による検査と私たちが社内検査を行います。

開口部の寸法やアンカーボルトの間隔や幅を社内検査・第三者機関で確認して、

安心できる家づくりをご提供することができます。

 

次に【家づくりの流れ〈基礎〜上棟編〉】

ここでは、基礎工事が終わり、基礎屋さんから大工さんへとバトンタッチ。基礎の上に土台や断熱材を敷いていき【上棟】へ向けて準備をしていく、という内容でした。

そして今回【上棟】について書いていこうと思います。

上棟といえば、家の一大イベントの一つ。

そんな上棟を今回はどういったものなのかを解説していこうと思います。

 

上棟とは。

一般的に住宅の建築において、柱や梁などの建物の基本構造が完成し、家の最上部で屋根を支える“棟木(むなぎ)”と呼ばれる木材を取り付ける事を指します。棟木を取り付けることで建物の骨組みが完成します。建物の骨組みがおおよそ整ったという段階です。

棟木を上げる=棟上げ=上棟

 

上棟日はとても大切な日。

棟上げは、家の建築の中でも大事な日です。1階から最上階までの骨組み、そして屋根の構造までを1日で組み上げる日だからです。 棟上げの日は、たくさんの大工さんの協力が必要になります。そこで、棟梁は人脈を駆使して、腕の良い大工さんをたくさん集めてくれるのです。

 

上棟当日の進み方

では、上棟当日はどの様に進んでいくのか。写真を見ながら工程を解説していきます!

上棟を解説

上棟日前日には足場が組み立てられます。これは大工さんが作業しやすいように上棟日前日までに建てられます。

材料を汚れや雨から守るため、準備しブルーシートで覆っています。そして上棟日前日までに行うのが土台敷きとなります。

① 土台敷き、金物

まず、基礎の立ち上がり上部に“基礎パッキン”を設置します。

以前の住宅では床下換気口は基礎の一部をくり抜いた形状していましたが

最近では基礎パッキンと呼ばれるものを使用するのが殆どとなっています。

そして基礎パッキンの上に“土台”や“大引き”と言われる部材が設置され

基礎がない部分は金物をつかって部材を支えます。

② 床断熱材の設置、1階床板の施工
次に“土台”や“大引き”の間に断熱材を入れ、その上に合板を設置。

ここまでが上棟び前日までに行う工程となります。

では、いよいよ作業スタートです。

上棟は1階の床→1階構造→2階の床→2階の構造→屋根と進んでいきます。

まず1階の作業風景です。お家を支える柱が建てられています。

 

③ 1階柱、梁の施工

1階柱を仮置きし、“梁”や“胴差し”などの横架材を組み立てます。
“梁”や“胴差し”を組み立てても、その状態では安定しないのでそこで“仮筋交い”と言われる部材を斜めに取り付けて固定します。
また、木材と木材の接合部は仕口だけでなく、金物なども利用して補強を行います。

ちなみに胴差しとは、1階と2階の柱を繋ぐ横に設置された柱になります。

次に1階の作業が終わると、2階を作っていく作業に移ります。

④ 2階床板・柱・梁の施工
次は2階の床材を設置する工程です。

2階床材の設置後は1階と同じく柱と梁の設置です。
2階柱を設置し、“梁”や“胴差し”などの横架材を組み立てます。

ちなみに重たい材料は2階の材料はクレーンで釣り上げられます。

そしてついに【棟上げ】です。

⑥ 棟木の設置
最後に屋根の骨組みである小屋組み・棟木の設置を行います。
以下の構造図のとおり最も高い場所にあるのが棟木です。

“棟”に木材を上げることで上棟と言われます。棟木(むねぎ)が上げられ、家のカタチが見えてきます。

そして上棟日はこれで終わりではなく、まだ作業は続きます。

屋根を貼り、防水シートを貼っていきます。

そして外の外壁側に合板を貼れるところまで貼り、上棟日は終了します。

 

まとめ

本日は上棟について書いていきましたがいかがでしたでしょうか。

平面図や基礎の施工段階では、あまり家が建つというイメージが湧きにくいという方が多いと思います。

一生に一度の家づくりだからこそ、上棟日にはぜひ現場へ足を運んでみてください。

家づくりのイメージがグッと膨らむと思います!

そんな風に、上棟日はオーナー様にとって特別な日です。ここからは、内部や外部を作り上げるために、大工さん・外壁屋さん・電気屋さん・設備屋さん、クロス屋さん等が現場に入っていき、様々な工事が始まります。

 

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